LIFULL Creators Blog

LIFULL Creators Blogとは、株式会社LIFULLの社員が記事を共有するブログです。自分の役立つ経験や知識を広めることで世界をもっとFULLにしていきます。

Unity5が出たから、初代RoomVRのモデルを簡単に移植してビフォーアフターしてみた

こんにちは、上津原です。

タイトル通りですが、Unity5が出たので早速移植をしてみました。 機能実装はしてないんですが、見た目がどれくらい変わるのか気になったのです。

ビフォー

Unity4で作ったときのが以下です。 f:id:nextdeveloper:20150304145502p:plain

いやー、恥ずかしい!当時全力で作ったのですが、今の自分から見ると「あ~ららw」という感じにしか見えません。まあでも今もそれほど腕は進化してないんですけどね…。

さて、これらのモデルをまるっとUnity5に持ってきて、デフォルトマテリアルにちょっと色を付けた程度のもので作ってみたのが…

アフター

f:id:nextdeveloper:20150304145850p:plain じゃーん!こちらです。

かなり柔らかな光表現になっています。シェーダーは一切使っていません。

Unity5になって大きく変わった点は、光の反射表現がとっても手軽になっていたので、天井の日当たりが自然になったというのが感動的でした。同じモデルなのに、光の表現だけで結構それなりに見えてくるのが不思議です。

これらには、ノーマルマップもないしシェーダーも使ってないので、きちんと揃えてゆけばもっと幅広くて素敵な映像表現ができそうですね。

これがまさか無料になるとは

UE4が先日無料になったので「あー、これはUE4一択だわー」みたいに思っていたのですが、まさかUnity Freeに全機能が入ってくるとは思ってもみませんでした。

個人的に比較してみると、手軽にリアルな映像表現という点ではUE4に軍配が上がりますが、汎用性や軽さという点ではUnityに軍配が上がります。

モバイルので利用は圧倒的にUnityなんだろうな、ノウハウもあるし。

UE4とUnity、それぞれこれからの展開が楽しみですね。